アジール栄養講座その① 〜食事編〜

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アジール栄養講座その① 〜食事編〜

2021/07/27

休業中のアジールです。

オリンピックも始まり、連日連夜の日本勢の活躍に

胸を踊らされています。

 

東京オリンピック開催中という事で、健康的な身体を手に入れる話をします。

以前に僕がアスリートに向けて行っていた栄養講座の一端を

何回かに分けてお伝えしていきます。

 

健康的にダイエットをしたい方や

日々ジム通いやジョギングをしている社会人、

部活で毎日疲れて帰ってくるお子さんがいる家庭などなど、

応用すればとても役に立つ話だと思います。

なるべく日常的に可能な話に沿うようにしていきます。

 

さて、それでは。

 

人間の体というのは食べた物で出来上がっていきます。

バランスのいい食事をするのが大前提です。

 

一日の摂取カロリーも、例えば1000キロカロリーを食べるとして、

炭酸ジュースやスナック菓子、ジャンクフードで摂った1000キロカロリーと

バランス良い食事で採った1000キロカロリーでは数字は同じでも内容が全く違うのは想像しやすいですよね?

当然食べた内容通りの身体が出来上がってきます。

 

今街の至る所にカロリーが高くて栄養価の低い食べ物がたくさんあります。

そしてそれが容易に手に入ります。

 

平均身長が高くなったり、スラットした長い足になったり、

はたまた10代で既に肥満、もしくは隠れ肥満、成人病予備軍になっていたり

する要因の一つがこれです。

 

体調を崩しやすかったり、怪我しやすかったりするのも食事起因だったりします。

 

ざっくり言うと、「おかず」が体を作って、「ご飯」が作られた体を動かす

ガソリンになります。

 

世間的に言われてる事ですけど、

「まごにはやさしい」を食事で心がけて下さい。

 

豆類→大豆を中心とした植物性のタンパク質です。日本人が1番食べています。

   豆腐、納豆、味噌、油揚げ等です。

 

ゴマ→胡麻だけでなく、ピーナッツや栗なども含まれます。タンパク質だけで

   なく脂質やミネラルも摂取できます。胡麻和えや、薬味に胡麻をかけた

   り毎日数粒ナッツ類を食べるといいでしょう。

 

肉→一般的には鳥、豚、牛が手に入りやすいですね。動物性のタンパク質も

  重要です。脂質も必要ですけど取り過ぎには注意。揚げ物はほどほどに。

  また、僕の場合ここに乳製品や卵も加えます。

  牛乳、チーズが肉類の付属品として頭に入れていて下さい。

 

わかめ→ わかめだけでなくて海藻類全般です。ひじきや昆布、もずくは比較的

    手に入りやすいでしょう。酢の物にする事で栄養の吸収が高まります     

    し、酢が疲労回復を助けます。

 

野菜→緑黄色野菜は積極的に食べましょう。根菜、葉物色々とあってそれぞれ

   用途は異なりますが、サラダ、炒め物、煮物、汁物と調理方法を変える

   のもたくさん食べる工夫ですね。

   繊維質も豊富なのでお通じが良くなり体の中の掃除を手伝います。

 

魚→動物性タンパク質ですが、肉類とは異なる効果が期待できます。

  特に青魚は疲労回復にもつながります。焼き魚、お刺身のイメージが

  あると思いますが、かまぼこ等の練り物も魚類です。おでんなんかは

  イメージしやすいでしょう。

 

しいたけ→キノコ類の事です。ビタミンDが豊富でカルシウムの吸収を

     助けてくれます。煮物や酒蒸し、サラダに入れてもいいでしょう。

 

イモ類→サツマイモ、じゃがいも、里芋等のイモ類はビタミンが豊富で

    繊維質も豊富です。腸内環境を整えるのには最適です。

 

これらを毎食バランスよく食べて下さい。

 

、、、、と言っても難しいですよね?

 

栄養講習会に来たご父兄、特にお母さん方にこれを言うと、

顔が「わかっちゃいるけど、、、」ってなりますww

 

トップアスリートは専属の栄養士がいるので可能でしょうけど、

一般的ではありません。

 

なので、一日に一回はこれらを必ず食べるようにしましょう。

 

、、、、と言ってもまだまだ「そうは言ってもねぇ、、」という声が

ほとんどです。

わかりますよ。

 

ではこれならどうでしょう?

作り置きをすすめます。

 

週に1回か2回、2、3種類のお惣菜を作り置きしてみてはどうでしょうか?

ひじき煮やきんぴら等のお惣菜です。

洋風のデリと言われる物や、ナムルや漬物なんかもいいですね。

休みの日にチャチャっと1時間くらいで作り置きできますよね?

 

そうしたら毎食のご飯(これも冷凍できます)と汁物、

その日のメインのおかず一品。

これならできそうですよね?

 

バランスに関しては人それぞれの条件が違いますから

コントロールしてみて下さい。

 

ダイエッターが陥りがちですが、糖質カットだけはやめて下さい。

流行ってますけどね。

一生糖質を取らないというなら話は別ですが、そんな事は不可能です。

【糖質】を吸収するスポンジが身体の中にあると思って下さい。

糖質カットしてダイエット成功!の後、カラッカラの糖質スポンジに

糖質が入った途端にカラッカラのスポンジは膨れ上がります。

これがリバウンドです。

 

量の調整は必要です。

糖質が身体を動かすガソリンですからガソリンが入らなければ

ガソリン代わりに筋肉のタンパク質をガソリン代わりに使ってしまいます。

それでは健康的な身体は作れません。

 

バランスのいい食事を摂っていくのが大前提なんです。

それでも日々の生活で足りない栄養というのがあります。

 

それを補うのが補食、サプリメントです。

 

健康的な身体もダイエットもトレーニングも

全てはここから始まります。

 

今回はここまでです。