ガージェリーとアジール 〜荻窪のビアバーアジールは飲食店限定販売ガージェリービール全種類を常備している日本で数少ないお店です。

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ガージェリーとアジール 〜荻窪のビアバーアジールは飲食店限定販売ガージェリービール全種類を常備している日本で数少ないお店です。

2020/10/14

荻窪でガージェリービールが全種類揃ってる

ビールバー

ビアバーアジールです。

 

「ガージェリー」ってどんな意味ですか?

たまに聞かれます。

固有名詞なので特に考えた事はなかったのですけど、

先日からふとどんな意味だろう?

と考えるようになりました。

 

答えはかんたん。

ガージェリーのホームページに書いてありましたw

 

イギリスのチャールズ・ディケンズ著の

「大いなる遺産」という小説に出てくる登場人物で

ジョー・ガージェリーという鍛治職人の名前から取っています。

主人公のピップが希有な事から莫大な遺産を手にする事になり、

戸惑い、人生を翻弄されてしまう。

そのピップの義兄のガージェリーは

どんな時にも変わらずピップに寄り添うように接していたのです。

 

ガージェリービールは小説「大いなる遺産」の

ジョーガージェリーのように、

いつどんな時でも飲み手の側に変わらず寄り添っていたい。

というコンセプトのもと作られたのです。

 

アジールのコンセプトにも通じるものがありました。

 

若い時に、なけなしの小銭を握りしめて

飲みにいった一杯のビールにどれだけ助けられた事か。

今度は僕が当時の僕のような人とそういう空間をビールと共に

作っていきたい。

そう思ったのがお店を出す最初のモチベーションだったと記憶しています。

 

端っこにある小さなお店ですけど、 

来るお客さんにとって変わらずアットホームな空間でありたいと思ってるんです。

 

おしゃべりおじさんってだけでもないんですよ!(笑)

 

オープン前、実はガージェリービール以外のビールを導入する予定でした。

ひょんな事からガージェリーを知り、今に至る訳ですが、

こう考えるとアジールとガージェリーは会うべくして会ったのかもしれませんね。

 

「大いなる遺産」は小説こそ読んだ事はありませんが、

大学生の時に映画を観た記憶があります。

ストーリーははっきりと思い出せないので、

いい機会ですから小説を読んで思い出してみようかと、、、。

 

ちなみにアジールで人気のガージェリーの中でも

ペールエールタイプの「エステラ」も

「大いなる遺産」に出てくる女性の名前で、

ガージェリーはエステラに恋をするのです。

 

エステラはアジールで飲まれているビールの中で

1番人気のビールです。

みなさんもガージェリー同様、エステラに恋をしているのかもしれませんね。

 

逆説的にガージェリービールは「大いなる遺産」ですね。

本題は『GREAT EXPECTATIONS』と言って、

遺産ではなく、「期待」とか「希望」という意味になります。

 

改めて邦題の翻訳のセンスの良さも感じますね。

 

僕も変わらずガージェリーを美味しく提供できるように、

変わらず当たり前の手入れを日々続けていって

時の流れと共にお客さんにガージェリーを提供していきたいですね。

 

結果、アジールが

『GREAT EXPECTATIONS』と言われるようになりたいものです。

 

美味しいビールをご用意して

みなさんがいらっしゃるのをお待ちしてます。

 

全く関係ないですけど、

Gold ExperienceはJOJOのスタンド名です。

なんとなく響きだけ似てるものでつい、、w

 

以上、

『GREAT EXPECTATIONS』を目指してる

メタファーなビールバー

ビアバーアジールでした。

 

来ればきっといい事ありますよ!